進化を数学する
- 2016/01/12
- 07:38
大きい文字進化が決定論的非線形カオスを利用した学習なら数式で表現できるだろうか。カオスは初期値に敏感であり、白亜紀に起きた偶然の出来事が初期値となって予想もできない生命が生まれ放散した。カオスは発散するときも収斂するときもある。進化とは収斂した時である。自己の自己を重ねると収斂するというのが華厳で言う重々無尽である。その意味では華厳は進化の理論である。収斂する値を黄金比するとそれはフィボナッチ比だ...
連続実数の微分の世界が実在の世界という呪縛から逃れよう。
- 2016/01/11
- 15:07
指数曲線を見るとこの世界は連続した世界であると思ってしまう。指数曲線を数学的に表現すると指数関数となる。科学者が実験データをとりそれをグラフ化して曲線でイメージしてそれに合う実験式を作るとき指数関数が登場する。だから指数関数は連続した世界を象徴していると思ってしまう。しかし、指数関数をテイラー展開するとe^x=1+x+x^2/2+...となり、無限級数の多項式で表現できる。無限級数のままでは答えがないのと同じなの...
多様体の手法(思いを表現するHP)
- 2016/01/10
- 08:19
多様体の手法とは静止画を撮ることである。分かりやすく言えば地図を作ることに似ている。日本道路地図は日本という島国の上に存在する三次元の道路という空間的構造を二次元の紙の上に線のつながりとして表現したものである。線は点の集まりだから地図の上の点は道路の点に対応し、道路は日本の道路であり、日本は地球の中に存在する島である。これを敷衍すると地球の地図は地球と対応する。地図にはさらに道路には描かれていない...
宇宙の真理は漸化式である。
- 2016/01/06
- 08:29
九鬼周造の粋の構造は偶然と関係する。もちろんこの偶然はランダムという意味ではない。カオスとしての偶然である。一期一会というのはそうした偶然の出会いを大事にすということである。偶然を確率としてとらえてしまうと身も蓋もなくなる。確率的に愛して、確率的に成功して、確率的に生きるというのは虚しい話だ。もう確率という数学は捨ててしまおう。火事場の馬鹿力というのがある。危機に瀕するととんでもない力が現れるとい...
霊魂を数学する
- 2016/01/05
- 09:50
繰り替えしになるが、重々無尽こそがフラクタルカオスの極致である。そこから新しい世界が生まれるのかもしれない。カオスとは混沌であるがでたらめではない。偶然はランダムではない。偶然を「いき」の本質としてとらえたのは九鬼周造であるが、その偶然とはないだろうか。偶然は絶対的に存在する。偶然にはさまざまは様相があるが、偶然の本質は予測できない二つの対立した二元の因果の遭遇であるという。これを式で表現するとど...